語彙力強化・今日の言葉:「幸甚」とは幸せが甚だしいことであるの巻
語彙力強化!知性と笑いのセンスを磨く。
本日の言葉はこれ。
『幸甚』
意味:この上ない幸せ。大変ありがたいこと。
読み:こうじん
耳で聞くとパッと印象に残らないというかコウジンってなんですか?
それ美味しいの?
ケンコウショウクヒンデスカ?
それは皇潤ですね。
違います。
「コウジュン」ではなく一文字除いて「コウジン」です。
実際にお話しの中で使うと、「幸甚」という文字をすぐに浮かべることができない可能性があるので、どちらかというとメールや手紙などの書き言葉に向いています。
歳上の方などに感謝の気持ちの言葉を伝えるときに、
「幸甚の至りでございます」
出た!
至り!!
よく出てきますね。
この至りという言葉は本当に。
ここでの至りは恐らく、最上級的な意味を表すものなのでしょう。
いつもつい言ってしまいますが
「幸せ」と「甚(はなはだ)だしい」が混ざって
「幸甚」
幸せも甚だしいって、言い方凄いくないです?
甚だしいって程度が激しいって意味ですからね。
幸せの極みってことですよ。
結婚式のスピーチで「幸甚の極み」なんて言うと
おいおい、どこぞの武士やねんって突っ込まれてしまいそうですw
形式を大切にする人や礼儀を重んじる人に対しては、ある程度親しくても「幸甚」という言葉を使った方が喜ばれるかもしれません。
相手の人柄や関係性を見て、「幸甚」にするか「?有り難いです」などにいい換えるか決めた方がいいかもしれませんね。
何ともパンチのあるパワーワードだと私は思います。
例文としては
〇〇株式会社の評判など、ご存じの範囲内で結構でございますから、お教えいただけましたら幸甚に存じます。
とか
失礼ながら、お祝いのしるしまでに別送の品をお届けしますので、ご受納いただければ幸甚に存じます。
など。
うーーん、堅い。
とにかく堅い。
目上の方に使ったら失礼にあたる可能性もあると、どこぞやのHPで拝見しましたが「幸甚」って言葉を使って咎められることはほぼないでしょう!!
だって、幸せの極みなのだから!!!
だから、フランクにこう言ってやりましょう。
「マジ幸甚」(まじ卍)
「俺お前と居れたら、ほんまKOUJIN!Yeah!」
どうです?
少しは、ラフな使い方になりましたかね?
ラフ過ぎだよって突っ込みはおいておきますw
いつものシメで使っている、「恐悦至極」と少し似た意味で使えますね♪
それでは、今宵もここまで読んでくれて恐悦至極に御座います。
今後もゆるぅ~く、楽しく続けていきとう思うとります。
それでは、これにて御免!
~彼はいみじくもブログのシメを行った~